【漫画家志望者向け】漫画家としてデビューした後に起こる問題は?
質問箱:デビュー後の問題
質問箱に寄せられた質問を、別途アーカイブしておきます。また随時、加筆修正を加えていきます。
ありがちな問題
デビュー後に待ち受ける問題は、イロイロありますが、思いつくまま書き出すと……以下のような感じでしょうか?
- 2作目が描けなくなる問題
- 2本目が通らない問題
- 担当とケンカする問題
- 編集長と合わない問題
- 生活が乱れる問題
- 時間がない問題
- 金がない問題
投稿作は自分の描きたいものを描いた「作品」ですが、デビュー後は「商品」を作らないといけません。正確には、商品となる要素を持った作品ですね。
しばらくは二足の草鞋
デビュー作で燃え尽きてしまう人もいますし、デビューしたら企画案が通らない・ネームが通らないという問題も出てきます。担当編集との志向の違いや、担当とは良好でも編集長の方針と作風が合わないなど、イロイロあります。
漫画家では少ないですが、小説家とかデビューして会社を辞めちゃう人とかいて、生活が困窮しますね。漫画家の場合は、アシスタントで食いつなぐという手もありますが。小説家だと、副業を持っていないと辛いことが多いようです。
自分を律する
自営業は時間が自由ですが、そのために睡眠時間とか食生活が乱れ、またお酒に溺れる人も多数見てきました。自宅では酒を飲まない・一人では酒を飲まない・野菜を意識的に採る・運動を習慣化するなど、健康管理には気をつけたいです。
結局お金の問題が大きいので、小規模企業共済とか、勉強しておくことが大事になります。また、税務署の職員も知らない人間が多いですが、作家は白色申告でも赤字の繰越が認められる、数少ない職業ですから。作家初年度の赤字も、青色でなくても繰り越せます。
https://mond.how/ja/manzemi_bot
この質問箱では、もう一歩踏み込んだ回答を心がけていますので、質問をお待ちしています。
※本記事はMANZEMI講師のnote記事を承諾を得て転載したものです。