事務局からお知らせ

天城理伊(あまきりい)さん

2024-03-06

受講しようと思ったきっかけを教えてください。

独学でPRマンガを描いていましたが、自分のマンガが何か面白さに欠ける、もっと面白さを向上させたいと思っていました。画力ももちろん向上させたいものの、画力で面白いマンガが描けるわけではないのもなんとなく感じていました。

そんな時、noteの記事で「ネーム講座」を受講された方の感想を発見!「ネーム」を中心に据えた講座って珍しいなと感じたのが第一印象です。調べてみると、次の期の早期お申込み〆切がその翌日でした。これは運命かも!とも思い(笑)申し込みを決意しました。

講座の中で印象に残っていることを教えてください。

第一回から衝撃を受けました。隅から隅まで面白く、これは本当にいい講座を受けることができた!と感動しました。コマ割りの技法はすぐに使えましたし、キャラクターの作り方や先が氣になるような展開の作り方、そしてマンガを描くにあたっての心構えの部分も、大変學びになりました。歴史とつながったキャラクターの解析は非常に説得力があり、人間のDNAに刻まれたレベルの「面白い」と感じる要素があるのだなと感じました。

物語の構成要素のお話も大変面白かったです。また、課題が出され、その課題を通して、フィードバックをいただけるので、それも大変ありがたかったです。

学んだことは実際に現場でどのように活かされていますか?

まず、コマのテンポがよくなりました。ありがたいことに原作付きのマンガが単行本になったのですが、編集の方にもコマのテンポがいいとコメントをいただきました。また、セリフの読みやすさや100ページを超えるストーリーも構成ができ描けるようになりました。

また、他作品を観る時の目も養われました。上手なマンガは、面白すぎて技術に氣が付かずついその世界に没頭してしまいますが、MANZEMIで學んだ視点で作品を観ることができ、やはり傑作には傑作たるゆえんがあるのだと氣が付けるようになったのも大きな収穫です。

今後受講を考えているみなさんにメッセージをお願いします。

自分のマンガを見て、何かが物足りない…絵の問題だけではない氣がする…そんな方には是非受けていただきたいです。いえ、マンガを志すならば一度は受けていただきたい…!(笑)それほど、考え方や基礎の土台を教えてくださいます。

一人で悶々と悩みながら暗闇の中で描く時間を過ごすよりは、このネーム講座の内容を受け、仲間と一緒に、開けた視野で楽しくマンガを描ける時間を長く取るのが、本当にいいと思います。わたしも次の期にしようかな、などと悩んでいましたが、すぐ申込みしてよかったと感じました。悩んでいたらぜひ、直近の期のご受講をオススメします!(笑)